企画展「みんなのみんわ」開催のお知らせ
みなさん、自分の住む地域にまつわる民話をどれくらいご存でしょうか?
和気町には400以上の民話や伝説、民謡が伝わっています※。しかし、昔ならみんな知っていた小噺や口ずさんでいた唄を知る人も少なくなってきていますよね。昭和・平成・令和と時代が流れるにつれ、親から子へ語り継がれる機会も徐々に少なくなり、昔からみんなで守ってきた祠や石、大木が雑草に覆われてしまい「なんでここにこんなものが?」という場所を目にしたことがある人もいるかもしれません。
そこで2001~2005年に発行された和気の民話シリーズ絵本を軸に、「近所にあるここ(これ)はなんで大切にされているの?」「おばあちゃんが言ってた黒姫って誰?」「お話に出てくる“よき”ってなに?」という素朴な疑問を探る展示を、この度企画しました!
元々民話に関心のある方だけでなく小さなお子様にも楽しんでいただけるよう、絵本に登場する民具の体験コーナーも設置予定です。
有名人がご近所さんじゃったわ!なんてこともあるかもしれません。
大人もお子様もこの展示をきっかけに、夏休みの自由研究に和気の民話を読み・聞き・ゆかりの地を巡ってみてはいかがでしょうか?
是非お越し下さい!
※『ふるさと和気』(2001年 和気町文化財保護委員会編)、『佐伯の民話』(1985年 和気郡佐伯町民話研究会編)参照
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