【中編】藤野遺跡(仮称)発掘風景
<前編はこちら>
中編では、土器などの遺物や建物跡などの遺構を発見してからの流れを紹介します!
奈良時代の建物跡が見つかりました。
柱根が見つかったらまずは1/4を縦に掘下げて、土の層や深さ、中に埋まっている遺物を調べます。
糸で結んでいるラインは想定される建物の形。
その後1/2、全部、と少しずつ掘り、最後には完掘して記録写真をパシャリ!(上の画像とは別の場所で発見された遺構)
こちらでは弥生時代の層から茶色い土器片(土師器)を発見!
土器の場所を残して遺構を削り、最後に慎重に取り出します。
”発掘”と聞いて多くの方がイメージするのはこの場面かもしれません。
この作業に辿り着くまでがとても長い道のりなのです…
(こちらも上の写真とは別の場所の遺構)
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